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パステルワーク 1 [Tips]

 最近の私が模型を作っていて最終的にやる作業に模型を「使った感」を出す為に行う「汚し作業」が
 ある。
 汚し作業にも工程が沢山あるが その終盤に行う事がパステルワーク。
 この作業は模型誌では「ピグメント」と呼ばれるパステルを粉状態にしたものを使うのだが、特に
 よく使われているのが「MIG ピグメント」という外国製のものだ。
 しかし、このMIGピグメントというのは広島県の主要な模型店では売っているのを見た事がないほ
 ど流通していない。
 取り寄せて下さいと某店の覇名下店長に頼んでも「無理です」と一発で断られた位に特殊な流通状
 態にあるようなので、通販以外では手に入れる事が出来ない。
 「実物を見てから買いたい派」の私にはこういう商品は辛いのですな。
 がっかりしていたところ、AM誌でボークスがファレホピグメントの取り扱いを開始と書いてあったので、
 喜び勇んで広島市内のボークスに行ったら「ウチでは扱いません」と言われる始末。なんじゃそら。

 ピグメントの代替として模型用で市販のものは

001.JPG
  クレオスのウェザリングパステル


  が最も入手しやすいでしょう

  でも、この色って(私には)あんまり使えない色です




 で、今回からの記事は「ピグメントの替わりに画材のパステルを使ってみよう」という記事です。

002.JPG  コストパフォーマンスで選ぶなら百均のパステル



  1本あたり20円しないのがポイント

  でも・・・


003.JPG  私はヌーベルパステルを使います(1本 105円)
  カラーチャート pdf  
  これはとても色数が多くて選択肢も多いので、欲しい色を作る際に
  混ぜ合わせによる個体差が出来ないのがメリット


 余談ですが、私は「ノーベルパステル」だと思っており、色を調べる時に検索してもヒットしないので
 あまり有名なメーカーじゃないのか?と思っていました。バカです。スミマセン。

004.JPG  サンドペーパーで粉状にしたパステルはこれを使って保管します


  百均で売っているボトル

  1個あたり35円ですが、最近は見なくなったので廃盤の可能性があります

  MIGピグメントは1個700円以上するのですが、これは1色分で140円!


005.JPG  こうやってパステル番号をナンバリングしておきます


  似た色も多いのでひと目見て分かりやすくするのが良いでしょう






007.JPG  ボトルの口が広いので使いやすい

  又、蓋の裏に密閉性の高いパッキンがあるのが良い
  GANSは主にこのヌーベルパステルで汚し作業してます


 パステルは棒状で店頭で売っているので、それを見てこれは使えそうだ良さそうだと思って使うと
 ダメだったり、とりあえずと試しに買ったものが期待しているよりもかなり使えたりと、実際に粉状
 にして使ってみるまでは色の本質が見えません。
 ま、安価なので気になった色は買ってみるのが良いでしょう。
 使いようの無い色は他のダメだった色と混色するのがベター。

 パステルを扱う際は粉が舞うのでマスクをしての作業は必須です。
 次回はすり下ろしパステルを実際に使って定着力を調べてみます。


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