呉クレーン分析 1 [AFVウォーカーマシーネン的資料]
さて、前の記事のクレーンは先の大戦のものなので色んな見所があります。
まずは このレインマークなど
全体は所謂、「ジャーマングレー」なのですが 野ざらし期間が長
いのでAFV模型作例では類を見ない程にサビが浮きまくってお
ります
ま、全てが参考になります
ね?
ここなんて
塗装表現での全ての要素が詰まってます
表面
装甲(って言わないか)は場所によって色んな表情があります
ここなんて「ソレ」っぽいですよね~
内部
床は「木製」ではなくて「金属」です
断面を見てみるとかなりの厚さです
このクレーンはいったい何トンあるのだろう???
ダメージあれこれ
薄い場所はホントに薄いです
簡単に曲がってます
でも、触るとカッチカチで 人の手
ではとてもこんな状態は不可能
最も面白いダメージ
このめくれ部分は何をぶつけたのだろう?
まさか魚雷?(( ;゚Д゚))
取っ手
基部はナット留め
見るべきは「木」の部分にもジャーマングレーが塗ってある事
オモロイ
デカイ「ボルト&ナット」
ここまでパーツガ大きいとナットにも表情がありますな
リベットあれこれ
リベットは基本的に外す事を考えてい
ないので塗料と一体化してます
右画像のリベットは頭部が平らに潰れ
ています
これを見るとエッジのビンビンに立ったキレイな状態のアドラーズネスト製のボルトやリベットは「新車
状態用」みたいですね
私のようにボロ車輌が好きなモデラーはダメージ表現が入れ易いコトブキヤの安いプラボルトやリベッ
トでも十分ですか・・・
おもしろポイント
クレーン組立時にパーツを合わす用に「7」って入ってますな
今までにこういう事を気にする観光客っていたのかねぇ?
おもしろポイント2
歯車カバーの薄さがペラペラ
もっと面白いのは極太チェーンに鳥のフンが付いている事
実はガンスも鳥のフン汚れを入れようと思ってました (^_^;)
おもしろポイント3
チェーン巻取り用プーリー(?)の一部が欠けています
こんな大きくて硬いモノが欠けるのは何故か?を考えると夜も
眠れません(というネタが得意の漫才師がいましたね)
おもしろポイント4
クレーンのアーム角度を見る目盛
こんな大雑把で良いのか?と思うよりもマイナスネジの上から
目盛のミゾを彫っているのを注目するあたりが普通の人とは違
うのか?
電気系コード
カッチカチコードです
「コード押さえ」が模型的には参考になります
画像はまだまだありますが このへんで・・・。
このクレーン記事の続きはもうエエですか。